さくらインターネット株式会社
ユーザ単位での原価把握を目的に、電力量やトラフィック量等の膨大なログデータと、ユーザ毎の会計データを紐づけし原価を算出するシステムを構築。最初に石狩データセンターで提供されるVPSと専用サーバの原価計算を実施しました。従来型のRDBMSでは20時間程度かかる日次の原価計算が約10分で完了し、リアルタイムに近い状況で原価の可視化を実現しました。これにより、迅速な意思決定が可能になりました。
株式会社アンデルセンサービス
原材料原価を積み上げ、製品原価を算出するバッチ処理に4時間を要したため、シュミレーション頻度をあげられず、原価が変動した場合の的確な製品価格の判断を下す事が困難でしたが、従来のPL/SQLのプログラムを、AsakusaFrameworkを用いたHadoopのMapReduceアプリケーションに書き換えることで4時間かかっていたバッチ処理を20分に高速化し、更にIoTデータを用いた業務課題の分析 、改善へと推し進めました。
株式会社西鉄ストア
刷新された新会計システムの全体規模は、総画面数で600画面、ジョブグループ数で200グループ、一日で処理するデータ件数は最大で一日20億件、総開発工数は2年間で600人月弱を要するミッションクリティカルシステムで、クラウド上のHadoop*に構築し、処理性能と効率的な可用性の確保を実現されました。